今回出品のグルカのバッグ。モデルは No.200 EXPRESS Ⅱ です。ちなみに、こちらのモデルと同型で、一回り大型の「No.2 EXPRESS」は幅が50センチオーバーで、使い勝手の良さではNo.200に軍配が上がると思います。米国製だけあって、２本の持ち手を束ねたグリップ部はかなり太目。「男がガシッと持つ！」ことを前提にしています。サイドには、創業者マーリー・ホッジソンのイニシャルMHが刻印され、シリアルナンバー＝写真⑤＝が刻まれています。当製品はU19です。ファスナーの引き手金具には「GHURKA」の刻印＝写真⑨＝がありビンテージを物語っています。聞いたところでは、最近のグルカバッグのファスナーはYKK製を使用しているとか。購入は18年ほど前、当時はまだグルカの直営店があった京都の高島屋で。旅先では、なるべく地べたに置かないよう気を付けていました。バッグ底部に鋲が打ってあるので、よほどのことがない限り、底が汚れたりはしませんが＝写真④。写真⑩は、航空機の手荷物預けにした際、バッグ正面に向かって左側ポケットの蓋のトリムが一部損傷を受けてしまいました。機内持ち込みOKのサイズをクリアしているので、購入者様には持ち込みをお薦めします。航空会社のバッゲージ管理は乱雑・乱暴なのは皆さまご存じの通り。バッグは使用に伴う皮革部のスレは部分的にありますが、大きく目立つ傷や汚れはなく、キャンバス地もしゃんとしています。また内張りは汚れやシミはなく、とてもきれいな状態＝写真⑦＝で、メインファスナーの開閉もスムーズです。総じて、ビンテージものとしては美品の部類に入り、これからがエージングの本格時期に入ります。・およそのサイズ（単位センチ） 底部 横46×縦20 バッグの高さ28 バッグ上の持ち手の高さ15・素材 レザー×キャンバス ・ショルダーベルトは取り外し可